瓦屋根は本当に地震に弱いのか!?
瓦の良さを、強さを知って頂く震災に想うコト!
それは、忌まわしい大災害、阪神淡路大震災 でした。
地震対策のまったくなされていない関西で、突然の大きな縦揺れの大地震。
1995年1月17日の出来事だ。
もちろん、震災によるダメージは各方面に及んだが、こうしていつも屋根に携わっていると、建築業界から見える、悲惨なダメージが今も思い出されます。
瓦という観点から見れば、ただ土の上に乗っけてあるだけのモノ。
我々、関東の人間からすると、まったく危機管理がなされていない様子に、被災地を見て愕然としました。
たしかに、そこに広がる光景は、瓦が、屋根が、家庭と、そして、家族を押し潰し、命を奪っていた のです。
その一旦を見て、瓦は地震に弱い と判断されました。
でも、もし、これが 関東 で起きた地震だったらどうだったでしょうか?
おそらく、ここまでの被害にはなっていなかったと想定されます。
なぜなら、あの家の倒壊は、屋根が落ちた結果ではなく、瓦の重さを支えられなかった筋交いの少なさから、平行四辺形型 に倒壊した住宅ばかりだったからです。
ちょうど、二階建てが、平行四辺形型に倒れると、屋根が押し潰したように見える と思います。
こーした写真から、瓦が危ない説が広まってしまいました。
まことに遺憾です。
そして、今なお、そーした間違った認識を抱いているユーザーさまの多いコト、今後、わたし、やまざきの職人人生を賭けても、徹底して理解を深めて行ければと思う所存です。
今一度、あの震災以来、徹底して改良された 屋根瓦と、屋根の新素材を見直して、頂ければと思っております。
決して、瓦は、そして、屋根は、家族を傷つける存在では無いというコトを、ぜひ、分かって頂きたい。
屋根は人を、家を、守っています。
やまざき瓦店~やまざきより~
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